振られると、何もかも手につかなくなりますよね。
- もう一生会えないなんて、つらすぎる。
- 彼が誰かと付き合う可能性なんて、考えるだけで胸がつぶれそう。
- 自分がもう少しうまくやれたんじゃないか…
何をしていても、悲しい、つらい、さみしいという気持ちが沸き起こってくるものです。
この記事では、そんなつらい失恋を経験するあなたの心が少しでも軽くなるような思考法をご紹介しています。
そんなすぐには前向きになれないと思うけど、少しでも明るい気持ちになれたらうれしいな
悲しい=それだけ真剣な恋愛をしていたということ
振られた、連絡が来なくなった、ブロックされた…
そんなとき、目の前が真っ暗になって、泣きたくなるような、全身から力が抜けるような、何をしていても悲しみが沸き上がってくるような、絶望感に襲われますよね。
そんなときに、「こんな落ち込んでいてはだめだ!」「とりあえず忘れて楽しもう!」と切り替えができればいいですが、影のように失恋の悲しい気持ちが四六時中くっついて離れないという人の方が多いと思います。
そんなとき、無理やり忘れようとしたり、なかったことにしようとしたりしても、その暗くて重くて悲しい気持ちはなくなってくれません。
「はやくこの悲しみ、苦しみから楽になりたい」
と思いますよね。
しかし、悲しい気持ちや苦しい気持ちになるということは、あなたがそれだけ真剣な恋をしていたという証明でもあるのです。
そう考えると、失恋して深く悲しむことができるって、素敵なことではありませんか?
失恋で悲しみが深ければ深いほど、真剣で価値のある恋愛ができたという証拠。
人生で、そういう人と出会えたこと、そんな素敵な恋愛ができたことに感謝する気持ちが芽生えてきます。
なぜ悲しいのかを考えよう
失恋をして悲しいとき、感情がぐちゃぐちゃになりますよね。
悲しみの感情にもいろいろな種類があり、その種類ごとに対処法が変わってくるので、自分はどんな感情を抱いているのか、そしてなぜそんなに悲しいのかを把握する必要があります。
お腹が痛いとき、生理痛なのか便秘なのか胃が痛いのかなどで対処法が異なるのと違うよ
自分の感情を整理する方法として、紙に書き出すという方法があります。
書き出すという行為をすること自体がすっきりするという効果もありますし、そのことによって自分でも気づかなかった感情に気が付くことができるからです。
自分の心に浮かんだ感情をすべて書き出してみましょう。
- 会えないのがつらい
- もう愛されていないのがつらい
- 彼に新しい彼女ができると思うとつらい
- 一方的に振られてムカつく
自分の感情を客観的に把握するだけでも、すっきりしませんか?
自分の中にぐちゃぐちゃになっている感情を整理して可視化することで、「なるほど、自分はこのことに傷ついているんだ」とわかり、ある意味安心できるのです。
あとは、その感情を肯定してあげましょう。
そしてその感情を無理に追いやるのではなく、「おいしいスイーツを食べる」「友達を遊ぶ」「好きな漫画を読む」など、没頭したりワクワクする用事を作ることで、負の感情を抱く時間を少しずつ短くしていきます。
すると、最初は数分しか忘れられなかった負の感情が、気がつくと数時間、一日、数日……というふうに、だんだんと長く忘れられるようになっていきます。
感情を把握したうえで、できる限り忘れる時間を増やす、ということをやってみましょう。
「時間が解決する」ということを実感できるはずです。
振られた=あなたの魅力がないからではない
振られたときに、「自分は価値のない人間だ」「自分に魅力がないから振られたんだ」と思ってしまいますよね。
しかし、振られたからといってあなたの価値は変わりません。
付き合っているときも、振られた後も、あなたはあなたのまま。
相手に振られたのは、ただ「相性があわなかった」というだけなんです。
どんな人間にも、合う人を合わない人がいます。
合う人と一緒にいるのはとても心地よいですが、合わない人とは一緒にいるとお互いに辛いだけです。
振られた=別れたというのは、ただ単に「彼と自分」は合わなかったというだけなので、それ以上深く悩まないようにしましょう。
学校の友達とかも、合う合わないがあるよね
長い目で見れば、合わない人とずっと一緒にいるのは時間の無駄でしかないよ
他にもっとしっくりくる相手は山ほどいます。
振られた直後は本当に「彼しかいない」を思いがちだけど、本当に、世の中にはたくさんのいい人がいる!!信じて!
あなたには、もっと素敵な出会いが待っています。
振られた理由なんて一生わからない
振られると、振られた理由を考えたり、「あのときこうしておけば……」と延々と考えてしまいますよね。
考えれば答えが出るって思っていない?
しかし、振られた理由というのはいくら考えても絶対にわかりません。
答えがないのに、「What if(もしも)」や理由を延々と考え続けるのは不毛です。
だったら、もう考えるのをやめませんか?
現実にあるのは、「振られた」「もう彼とは一緒ではない」という事実だけ。
そしてあなたにできるのは、この現実をどう考え、これからどう行動するかを決めることだけです。
どんなに考えても、過去には戻れないのですから。
まず、今過去について考える時間が多いのであれば、すぐにやめましょう。その代わり、「今」の状況をしっかり受け止め、「今後」の行動について考える時間にしましょう。
- 私はこれからどうしたい
- 私はこれからどんな人になりたい
- 私はこれからどんな恋愛をしたい
- 理想の彼氏はどんな人?
- どんな彼氏は嫌だ?
- 結婚するなら、どんなことが譲れない?
具体的に、「これから出会う人」「これからなりたい自分」について想像してみましょう。
そして、その価値観を軸にまた新しい関係構築をしてみると、あなたの前に不思議と理想の相手が現れますよ。
振られたことを「いい経験」にする
振られると、悔しいし悲しいですよね。
自分が振ったならともかく、相手から一方的に振るなんて理不尽だし、こっちの気持ちも考えてくれよ、という話です。
しかし、どんなに怒っても反省しても苦しんでも、「別れた」という事実が変わることはありません。
しかし、変えることができるものが唯一あります。
それは、「別れた」という事実の、あなたの人生における位置づけです。
「別れ」を、苦しく悲しく、一生忘れられない傷として捉えれば、そのような出来事になるでしょう。
しかし、「別れ」があったからこそ、もっと素敵な自分になれた、もっと素敵な人に出会えた、恋愛で自分が大事にしたい価値観がわかった、成長できた……と、あなたのこれからの行動次第で「プラスの出来事」にすることもできるのです。
自分次第で変えられるなら、失恋を素敵な出来事にしたくありませんか?
振った相手を見返す意味でも、「別れてよかった!別れたから今がある!」と思えるように、行動していきましょう。
具体的には、
- 新しい出会いを探してみる
- 理想の相手を考えてみる
- 自分磨きをする
- 内面磨きをする
- デートしていた時間で資格の勉強をする
- やってみたかった習い事を始めてみる
- ダイエットをする
などがあります。
少しずつ癒していこう
失恋は、立ち直るのに時間がかかるものです。
その恋愛があなたにとって大切であればあるほど、相手との関係性が深ければ深いほど、時間がかかります。
なので、時間がかかること自体は悪いことではなく、むしろ素敵な恋愛をしていたという証拠なのです。
しかし、実際問題、自分の心が辛いから、早くふっきれたいというのも本音ですよね。
そんなときは、この記事で紹介した方法を試してみてください。
少しでも早く立ち直れることを、そして失恋を経てもっと素敵な人生になることを願っています♥
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